昨日ご紹介しました”Antique Edwardian Embroidery Lace Blouse”シリーズ。

1800年代後半から1900年代初頭に作られたもので、これだけ揃って入荷するのは貴重です。
繊細なコットン素材で仕立てられており、レースや刺繍も1つ1つ丁寧な作りは見惚れてしまいます。

大切に、そして保管状態が良くないと着用出来る状態で見つかることは本当に珍しいと思うのです。

 

まずはこちらをご紹介したいと思います。

ベストのような形。
おそらく当時はお洋服の中に着るために作られたのではないでしょうか。

薄いコットン地に手刺繍が施されており、同じ色(白)で模様を表現しているところが好きです。

後ろはチュールレースになっています。
襟元だけ刺繍が施されているのは、上にお洋服を着た時に見えるように考えられたのでしょう。

こんな風に見せて着るのも素敵ですよね。
不思議と甘すぎない雰囲気は、アンティークならではだと思います。

 

上品で、どこか儚さもあって惹きつけられてしまう1枚です。
よく見かけるデザインではないので、一体これは‥？と考える過程も楽しくなってしまいます。
現代だと色々な取り入れ方が出来るのも醍醐味の一つですよね。

 

是非じっくりとご覧いただきたいとっておきのアイテムです。

 

genre    山本

 

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