genre工場 西田より…

Share
this article

genre

genreの店内は工場(こうば)がありいつもミシンの音がカタカタと鳴り響いております。その音はいつからかとても自然になり、音がしないと何だか寂しさすら感じるほどにgenreには当たり前の空間となりました。

本日のブログは西田にバトンタッチをし、工場の話を交えてオリジナルアイテムについて少しばかりお話をさせていただきます。

:::

genre

genreのオリジナルブランド【genre】は、ヴィンテージのお洋服に合わせられるようなアイテムを作りたいという想いが募って立ち上げたレーベルです。

ヴィンテージのお洋服には限りがあるもの。
現代のように大量生産されていたものではないために、何度も出会えるというものではなく、そのほとんどが一点ものなのです。
作り手や着る人の趣味趣向が色濃く反映されていたり、時代の背景や生活する上での機能性が重視されていることもあります。

そんな唯一無二のデザインや当時の技術を受け継いで残していくことも大切だと、genreは考えております。
だからこそ、genreの工場では、一人の職人が裁断から縫製までの全ての工程を行なっていた当時のように、私(西田)が全てを行い、ひと針ひと針丁寧に仕立てております。
しかし、全てを当時のままに再現するのではなく、現代までに培われてきた最新の機械や道具、技術などを駆使して、より美しいお洋服を作り上げたいという想いで製作を進めております。

ヴィンテージが長い時を経て、価値あるものとして存在するように、genreのお洋服も後世に残るものでありたいというのが願いです。

genre

ちょうど一年前のこと、新潟の家族や仲間に見送られフェリーに乗って3人の子どもたちと札幌の地へとやって来ました。札幌へやってきた日のことが昨日のことのように思えてしまうほどあっという間に過ぎた一年でした。

ですが、この一年でgenreというフィルターを通して今までに出会ったことのないようなヴィンテージに出会い、奥深さを知り、またさらにヴィンテージを好きになったことは言うまでもなく・・・そんな空間で、genreのオリジナルのお洋服を作るにあたり、縫製やパターンなどまだまだ知らないことも多く壁にぶつかることもありますが、それもまた試練と思い挑戦の毎日です。

【genre】というブランドを自信を持って皆様にお伝えし続けることができたのも、皆様の笑顔や温かなお言葉あってのことと感じております。

genre

また一年新たな挑戦とともに、新作アイテムやイベントを企画しております*
どうか皆様お楽しみにお待ちくださいね♪

genre  西田