遠目からでもよく分かるリネン素材。
がっしり織られた丈夫な質感と、素朴な風合いはヴィンテージらしさを感じられる部分。

特に現代とは織り方が異なる為、同じリネンでも表情が違って見えるのが面白いです。

1880年代に作られたフランス軍のリネンスモック。

フランス軍が制服の上に着用する為に作られたアイテムです。
ゆったりとしたデザインは、制服の上に着用する為にオーバーサイズだったのですね。

ボタンを上までしめると立ち襟にもなり、スモックとしては特徴的なデザイン。

襟を折り返して小さな襟のように見せたり、開けてシャツ感覚で取り入れるのも雰囲気の違う着こなしに見えると思います。

もう一つ特徴的な部分としてメタルボタンが使用されているので、マッドな輝きがこのリネンの風合いによくマッチしています。

白のシャツと並べてみると色の違いがお分りいただけるかと思います。
リネンの少しくすんだ色味は、自然に生まれた美しい色ですよね。

オーバーサイズなデザインだからこそ、着こなしを楽しむことが出来る一枚です。

元々の着用写真を見て用途を知ると、そこから現代の装いにも通用するデザインだということが素晴らしいなと感じます。まさにヴィンテージの醍醐味ではないでしょうか。

 

男女問わずお勧めな一枚ですので、是非見にいらしてくださいね。

 

 

 

 

genre    山本

 

 

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