燦燦とした太陽の元、夏に纏う黒は涼しげで凛とした雰囲気を感じます。

1900年代初頭に作られたこちらのリネンスモック。
以前にもご紹介しているヴィンテージスモックですが、インディゴを中心にピックアップしておりました。

今回はブラックリネンで仕立てられたファーマーズスモックをご紹介致します。

約100年も前に作られたものが、未使用な状態で残っていたことに感激してしまいます‥

生地をたっぷりと使って仕立てられており、襟周りに施されたタックの効いた美しいラインを描きます。

ゆったりとしたボリュームというよりは、柔らかなリネンの風合いがストンとした落ち感を作る絶妙なシルエットです。

 

リネンのさらりとした柔らかな質感と墨黒のような色味。
ナチュラルすぎず、上品さもあり、元は汚れないようにと作られた”スモック”ですが、私にはドレスのように見えて仕方がありません。

それでいて日常にさらりと取り入れやすいデザインですので、コーディネートも楽しめるアイテムですよ。

古くから衣類に使用されてきたリネン。

いつの時代も生活の必需品のような、長く愛されるリネンで仕立てられたとっておきの一枚ですので、風合いの変化も含めてこれから先も長く愛用していただけると思います！

 

 

genre   山本

 

 

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