“Biaude”とは、19世紀から20世紀初頭にかけてフランスで作られていた仕事着の一つ。
主に、羊飼いが着るために作られていたスモックです。

今回のフランス便のヴィンテージの中で一際雰囲気を放っていたアイテム・・・
デザイン、生地、色味、全てにおいてあまりお目にかかることのない珍しい一着です。

深くインディゴで染められ仕上がったブラックインディゴ、そして、ハリのあるコットン地がとても重厚感があり、ワークウェアを飛び越えて品すらも感じます。

pants:Vintage
shoes:repetto

シンプルなデザインでありながら、パンツに合わせただけの装いでも様になり雰囲気漂うスタイルに。

男性がきていたものとは思えないほどに女性らしさが溢れるシルエット・・・美しい首の開き、そこから寄せられた細かなタックによって裾にかけ美しいAラインを描いているのです。

また、着込んでいくと肌に馴染んでいくようなくったりととろみのある質感へと変化し、さらに女性らしいラインを描いてくれるのではないかと想像が膨らむばかりです・・・◎

最後に・・・手作業でチクチクと一着ずつ縫われたであろうこの縫製・・・
今ではミシンが普及しておりますが、この時代には高性能な機械はなく、一着を逢あげるのにどれだけの時間をかけていたのかと思うと、本当に価値あるものだと改めて感じます。

genreのオリジナルアイテムは当時と同じように一人の職人(西田)が一着一着仕上げております。ミシンがある今の時代だからこそできることを駆使しながら、当時の雰囲気を再構築し、より着やすく、より長く着ていただけるような縫製技術を持って皆様にお届けしております。

6月14日(金)よりgenreオリジナルの新作のオーダーが始まります。
14日(金)〜16日(日)の期間中のみオーダーできる特別な生地もご用意しておりますので、お楽しみにお待ちくださいませ＊

genre  酒元

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