生地のこと。

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今回の“Cache-coeur Black Work Dress”の製作にあたり、生地選びがやはり一番頭を悩ませ、時間がかかったところでもあります。

当時使われていたような質感の生地を表現するのは、不思議とこんなにも技術が発達した現代にも関わらず難しく、現代にはもう存在しないような生地もたくさんあるのです。
より近いものを探し『これだ!』と思っていざ形にしてみると、何かが違う・・・と違和感を覚えることもしばしばなんです。

・・・Vintage Black Work Dress(スタッフ私物)・・・
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ヴィンテージのブラックワースドレスといえば、ほとんどのものがファーマーズサテンで仕立てられており、艶やかな光沢、しなやかさを持ち合わせております。また、しっかりと密に織られているために耐久性もあるのです。

女性のワークウェアに使用していたとする理由がわかりますね・・・。

当時と同じようなファーマーズサテンが存在するのであれば、迷わず手にしていたかと思いますが、ヴィンテージで使用されている生地の雰囲気を残しつつ、genreらしさをプラスしたような生地を探すとなるとそう簡単にはいかず・・・

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今回はサテンというカテゴリーに限らず幅広く探し、行き着いたのがモールスキンの生地でした。

モールスキンと聞くと、ワークジャケットなどに使用されていたがっちりとした生地をイメージされるかと思いますが、スーピマ綿というしなやかで滑らかな高品質の綿を使用したモールスキンで仕立てることで、ヴィンテージに近い質感で仕上がったのです。

genreでは制服のように着ているカシュクールブラックワークドレスを皆様にもお伝えできるのがとても楽しみです♪(すでに、熱烈な想いを聞いている方もいるかと思いますが・・・笑)

そしてなんと・・・!
6/14(金)から3日間イベント期間中限定で選べる生地をご用意しております。

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(左から)Black Linen/Black Chambray/Black Moleskin
※モールスキンは定番アイテムとなります。

-Black Chambray-
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※(左)ヴィンテージ

ヴィンテージのワークコートなどによくみられる生地。ヴィンテージの生地と比べるとやはりその雰囲気の違いは一目瞭然ですが、限りなくヴィンテージに近く、形にした時のエレガントなシルエットとは裏腹にワークテイストな生地の雰囲気がとてもマッチしていたことに感動した生地でもあります。

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モールスキンとは違い、ややカジュアルな印象もありますが、今までのgenreのオリジナルにはなかった新たな一着となります。
ワークテイストな雰囲気がお好きな方にお勧めしたい生地です。

-Black Linen(Hardmans)-
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同じく、genreのオリジナルではまだ使用したことのないリネン100%の素材。
今回のHerdmans(ハードマンズ)社のリネンは、リネンの中でも最高峰と言われているアイリッシュリネンになります。
繊維がとても細かく肌にチクチクとした違和感なく滑らかな肌当たりが特徴的なのです。また、吸水性、速乾性、耐久性に優れているので、これからの夏の羽織として重宝すること間違いなしです◎

いよいよ一週間後からオーダー開始となります!
期間中のオーダーに関しては8月にお渡し予定となっておりますので、是非皆様お早めにオーダーしていただくことをお勧めいたします♪

genre  酒元

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