genreの工場(こうば)よりオリジナルへの想いと第三弾Work Dressについて
本日はgenreの工場(こうば)の職人、西田さんからオリジナル第三弾 Work Dress製作への想いを語ってもらおうと思います。
以下、西田さんの言葉です‥
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古いお洋服が長い時を経て現代にも残ってきたように、genreの作るお洋服も着る人に”これからずっと大切にしていきたい”と思ってもらえるような1着1着に意味のある物作りをしたいと思い、日々製作に取り組んでおります。
今回ご紹介しました第三弾のWork Dressの製作にあたって、意識したことが3つあります。
1つ目は‥
元のWork Dressを再現しつつ、どの角度から見てもよりバランス良く、美しいシルエットであることです。元のDressよりも薄手の生地だったので、生地の雰囲気に合わせて肩と背中のギャザーの入れる位置、寄せ方や分量等を何度も見直し、着た時に上品で綺麗なシルエットが出るように調整しました。
2つ目は‥”縫製もより美しく”です。
古いお洋服は縫代の曖昧なものやラフな縫製なものもあります。
でもそれ以上にその当時にしか生産されていなかった生地が多く、その時代背景ならではの機能性やデザインであることが大きな魅力で、唯一無二だと思っています。
しかし、genreで作るお洋服は”今”から作っていくのだから、今の時代にある技術や道具を駆使して、より美しく作りたいと思うのです。
3つ目は‥”genreらしくお洋服に合わせやすいこと”です。
元になったDressはプルオーバーでしたが、色んな着まわしを楽しめるように考えた結果、前を全開きにしました。
そうすることで、1枚でワンピースとして・レイヤードしたり、羽織としても着れるからです。
そして上品な雰囲気に仕上げたかったので、ボタンは極小さなスナップボタンに。
最後に‥
Vintageの貴重な生地で今回もオーダー頂いてからぴったりなサイズ感でお作り致します!
是非いらしてくださいね。
スタイル例は明日、ご紹介致します。
genre 山本
genreの工場の職人 西田